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1993-11-11
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46KB
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1,048 lines
■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■
□ □
■ テキスト表示/印刷ツール J-TYPE v2.03C 説明書 ■
□ □
■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■
1993/10/19 (C) HONESEN
NIFTY-Serve PDF02303
==============================================================================
■ 1.概要 ■
==============================================================================
J-TYPEは,テキストファイルを表示するための,いわゆる 「ページャー」 と呼ばれ
る種類のプログラムです。J-TYPEは,FM TOWNS のハードウェアと386ネイティブプロ
グラム環境の特徴を活かし,キャラクタベースのDOS 用ページャーとは一味違った強
力で快適なテキスト閲覧機能を提供します。
§ 1.1 主な機能と特徴 ----------------------------------------------------
◎ マウスの移動で速度調整する, ドット単位なめらかスクロールの採用
~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~
・ マウスの左ボタンを押している時にテキストがスクロールします。その時に
マウスを上下に移動することでスクロールの速度や方向をコントロールします。
・ スクロール速度は超低速から超高速まで連続的に15段階の調整ができます。
しかも,ドット単位のなめらかスクロールなので,スクロール中でもテキスト
が読みやすくなっています。
◎ 巨大テキストファイルのオンメモリ表示
~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~
・ J-TYPEはオンメモリ表示 (テキストをすべてメモリ上に読み込んでから表示
する) を行っているため,テキスト内の移動が快適です。
・ 読み込めるファイルの大きさは,事実上無制限です。実装メモリが十分にあ
れば,数Mバイトもあるような巨大ファイルもオンメモリで表示可能です。
◎ 目次表示機能
~~~~~~~~~~~~~~~
・ 数字や一部の記号文字で始まる行を項目と見なし,そのテキストの目次を自
動作成します。
・ 目次からテキスト中の読みたい部分を選び出し,その部分へジャンプするこ
とができます。
◎ 高速文字列検索機能
~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~
・ 表示中のテキストに対して任意文字列の検索ができます。テキストがオンメ
モリ表示になっているため,検索も非常に高速です。
・ 検索結果は一覧表示されます。この一覧からテキストの読みたい部分を選び
出し,その部分へジャンプすることができます。
・ 英大文字・小文字,全角・半角を区別しない検索ができます。
◎ NIFTY-Serve会議室ログのタイトル表示機能
~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~
・ NIFTY-Serve のフォーラム会議室,またはホームパーティのログファイルを
表示するとき,目次の代わりに発言タイトルの一覧を表示させることができま
す。これは目次と同様に使うことができます。
◎ 書庫ファイル内テキストファイルの表示機能
~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~
・ 吉崎栄泰氏作のフリーソフトウェアLHA, LHarcによる書庫ファイル(拡張子
.LZH または自己解凍型)中のファイルも表示することができます (要LHA.EXE)。
◎ 縮小印刷も可能なテキスト印刷機能
~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~
・ 表示しているテキストの全部,あるいは任意の部分を切り出してプリントア
ウトすることができます。
・ 自動作成した目次や文字列の検索結果も印刷できます。
・ 縮小率70%または50%の縮小印刷や, 両面印刷ができます。
・ 文字フォントとして,システムCDのFJ2 ディレクトリ収録の各種フォント,
別売りICカードで提供されているベクトル文字パターンを使用できます。
・ 対応プリンタは,FMPR系(24dot, 48dot), ESC/P(24dot), Canon BJ(48dot)。
◎ エディタ起動機能
~~~~~~~~~~~~~~~~~~~
・ 表示中のファイルを編集したくなったときに,直接J-TYPEからエディタに移
り,そのファイルを編集することができます。
§ 1.2 収録ファイル ------------------------------------------------------
JTYPE.EXP : J-TYPEの実行ファイル
JTYPE.DOC : このドキュメントファイル
==============================================================================
■ 2.動作環境 ■
==============================================================================
┌──────────────< 動作環境 >───────────────┐
│ │
│【対応機種】FM TOWNS(要2Mバイト), TownsOS V2.1 │
│【動作確認】FM TOWNS モデル2F/II HR20, TownsOS V2.1 L20 │
└────────────────────────────────────┘
J-TYPEはFM TOWNS専用のソフトウェアです。メモリは2Mバイトで動作すると思いま
すが,印刷や巨大ファイルの表示を行うときにメモリ不足になる可能性があります。
==============================================================================
■ 3.インストール・起動・終了方法 ■
==============================================================================
§ 3.1 インストール方法 --------------------------------------------------
特別なインストール作業は必要有りません。実行ファイルJTYPE.EXP を各自の好き
なディレクトリにコピーしてください。
§ 3.2 アイテム登録して起動する ------------------------------------------
TownsMENUで[ファイル]→[アイテム管理]を選んでJTYPE.EXPをアイテム登録してく
ださい。オプション類は以下のように指定してください。
アプリケーション : TownsOS
ディレクトリ移動 : なし
パラメータ : §3.5に示す起動時オプションを必要に応じて設定
(無くても動作します)
登録ができたら,アイテムをダブルクリックして起動してください。
§ 3.3 TMENU.IF2に登録して起動する ---------------------------------------
ファイル表示ウィンドウで,拡張子が.DOCや.TXTなどのテキストファイルをダブル
クリックしたときに起動するアプリケーションとして,J-TYPEを登録しておくと便利
です。
登録する場合,TMENU.IF2ファイルを直接
DOC,00,20,D:\FWP\JTYPE.EXP
~~~~~~~ディレクトリは各自のインストール先に変えてください
のように書き換えてください。
「設定」グループにある 「データ起動の設定」 を使って登録する場合は,
アプリケーション : TownsOS
ディレクトリ移動 : なし
としてください。
§ 3.4 終了方法 ----------------------------------------------------------
テキスト表示中にマウスを右クリックするとメニューウィンドウが現れます。この
中の 「終了」 ボタンを左クリックするとJ-TYPEが終了します。
§ 3.5 オプションパラメータ ----------------------------------------------
◆ コマンドラインによるオプションパラメータの指定
J-TYPEのコマンドライン書式は,次のとおりです。
>RUN386 JTYPE [オプション...] [ファイル名]
ファイル名は表示したいファイルを指定します。ファイル名を省略すると起動後すぐ
にファイルセレクタが表示されます。
オプションには下表のものが指定できます。大文字・小文字の区別はありません。
┌──┬──────────────────────────┐
│ -f │文字色の指定 │
│ -b │背景色の指定 │
│ -t │タブサイズの初期値 │
│ -l │NIFTY-Serve会議室ログのタイトル表示機能の指定 │
│ -c │目次表示機能の指定 │
│ -d │テンポラリディレクトリの指定 │
│ -e │起動するエディタの指定 │
│ -n │印刷用フォントファイルのあるディレクトリの指定 │
│ -p │プリンタ設定の初期値の指定 │
└──┴──────────────────────────┘
各オプションの詳細を以下に示します。
■ 文字色・背景色の指定 : -f, -b
~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~
テキスト表示の文字色・背景色を指定します。
【書式】-f G輝度 R輝度 B輝度 : 文字色
-b G輝度 R輝度 B輝度 : 背景色
各輝度は0 から255 の10進数で指定します。
【例】 RUN386 JTYPE -b 128 0 128
→ 背景色を暗い水色にする
RUN386 JTYPE -f 0 0 0 -b 255 208 208
→ 文字色を黒にし,背景色を薄い緑色にする
■ タブサイズの初期値 : -t
~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~
テキスト表示時のタブサイズの初期値を指定します。タブサイズのは4と8し
か指定できません。省略時のデフォルトは8です。
【書式】-t<4|8>
【例】 RUN386 JTYPE -t4
→ タブサイズの初期値を4にする
■ NIFTY-Serve会議室ログのタイトル表示機能の指定 : -l
~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~
目次表示機能をNIFTY-Serve会議室ログのタイトル表示機能に切り換えます。
【書式】-l
【例】 RUN386 JTYPE -l
→ 会議室ログを読む時に便利です(^_^)
■ 目次表示機能の指定 : -c
~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~
NIFTY-Serve会議室ログのタイトル表示機能を目次表示機能に切り換えます。
初期状態は目次表示機能になっているので,ほとんど使うことはないと思います
が,環境変数で-lオプションを指定しているとき,コマンドラインオプションで
目次表示へ戻したいときに使用してください。
【書式】-c
【例】 RUN386 JTYPE -c
■ テンポラリディレクトリの指定 : -d
~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~
J-TYPEは,書庫ファイル内のファイルを表示する時に "~~JTYPE"というワーク
ディレクトリを作成し,この中でLHA を使って書庫ファイルを解凍します。本オ
プションは,このワークディレクトリを作成するディレクトリを指定します。
【書式】-d<ディレクトリ名>
【例】 RUN386 JTYPE -dm:\tmp
→ ディレクトリ M:\TMP にワークディレクトリを作る
※ -d とディレクトリ名の間にスペースは入れないでください。
※ 本オプションが指定されなかった時は,起動時のカレントディレクトリに
ワークディレクトリを作成しますが,環境変数TMPにディレクトリが設定され
ていれば,そこに作成します。
■ 起動するエディタの指定 : -e
~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~
エディタ起動機能で使用するエディタの名前を指定します。本オプション指定
がない場合,エディタ起動機能は働きません。
【書式】-e<エディタの実行ファイル名>
【例】 RUN386 JTYPE -eh:\t_tool\edit.exp
→ 起動するエディタとしてedit.expを指定する。
※ -e とファイル名の間にスペースは入れないでください。
※ ファイル名は例のようにフルパスで記述し,拡張子は省略しないでください。
※ 本オプションでエディタに対するオプション類は指定できません。
オプションを指定したい場合はバッチファイルを作成してそれを指定してく
ださい。
■ 印刷用フォントファイルのあるディレクトリの指定 : -n
~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~
印刷の時に使用するフォントファイルが格納されたディレクトリを指定します。
【書式】-n<ディレクトリ名>[;<ディレクトリ名>]...
【例】 RUN386 JTYPE -nq:\fj2\font
→ ディレクトリQ:\FJ2\FONTにフォントファイルがある
RUN386 JTYPE -nh:\font;q:\fj2\font
→ ディレクトリH:\FONT,Q:\FJ2\FONT の順にフォント
ファイルをサーチする
※ -n とディレクトリ名の間にスペースは入れないでください。
※ ディレクトリ名は';'で区切ることにより複数指定することができます。
この場合,最初に書かれたディレクトリから順にフォントファイルをサーチ
します。
※ 本オプションが指定されなかった時は,カレントディレクトリにフォントフ
ァイルがあるものとして動作してしまいますが,環境変数FNT にディレクト
リが設定されていれば,そこへフォントファイルを探しに行きます。
※ 環境変数FNTでも複数のディレクトリ指定が可能です。
■ プリンタ設定の初期値の指定 : -p
~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~
印刷時のプリンタ設定の初期値を指定します。
【書式】-pNNNNNNNN
│││││││└ カットシートフィーダ 0:なし 1:あり
││││││└─ 両面印刷 0:しない 1:する
│││││└── ページ番号印刷 0:しない 1:する
││││└─── ファイル名印刷 0:しない 1:する
│││└──── フォント番号 (下表参照)
││└───── 印字方向 0:ポートレート 1:ランドスケープ縮小
││ 2:ポートレート縮小
│└────── 用紙 0:A4 1:B5
└─────── プリンタ種別 0:FMPR(24) 1:FMPR(48)
2:ESC/P(24) 3:(reserved)
5:BJ(48)
※ Nに'?'と書くとデフォルト値のままになります。
フォント番号一覧表 (英文字は必ず大文字で指定)
┌─┬───────────┬─┬───────────┐
│ 0│プリンタフォント │ 7│ベクトル 明朝体 │
│ 1│システムフォント │ 8│ベクトル ゴシック │
│ 2│明朝体 │ 9│ベクトル 教科書 │
│ 3│ゴシック │ A│ベクトル 毛筆(楷書) │
│ 4│まる文字 │ B│ベクトル まる文字 │
│ 5│教科書 │ C│ベクトル 毛筆(行書) │
│ 6│毛筆 │ D│ベクトル 筆記体 │
│ │ │ E│ベクトル 丸ゴシック │
└─┴───────────┴─┴───────────┘
プリンタ設定のデフォルト
┌───────┬────────────────┐
│プリンタ種別 │FMPR(24) または FMPR(48) │
│ │ (システムのプリンタ設定による) │
│用紙 │A4 │
│印字方向 │ポートレート │
│フォント │プリンタフォント │
│ファイル名印刷│する │
│ページ番号印刷│する │
│両面印刷 │しない │
│カットシートフィーダ │(システムのプリンタ設定による) │
└───────┴────────────────┘
【例】 RUN386 JTYPE -p2???0??1
→ ESC/Pプリンタを使用
ファイル名は印刷しない
カットシートフィーダを使用
その他はデフォルトのまま
※ オプションに設定する値は,プリンタ設定ウィンドウの下部に表示されるの
で,これをメモしておくと便利です。
◆ 環境変数によるオプションパラメータの指定
環境変数"JTYPE" にオプションパラメータを指定しておくことができます。環境変
数とコマンドラインの両方に指定をした場合は,コマンドラインに指定された方が優
先されます。
環境変数を利用する場合は,以下の例のような行をautoexec.batに追加してくださ
い。
【例】set JTYPE=-t4 -eh:\t_tool\edit.exp -p????0???
→タブサイズ,起動するエディタ,プリンタ設定を指定
==============================================================================
■ 4.操作方法 ~ テキスト表示編 ■
==============================================================================
§ 4.1 表示するファイルの選択 --------------------------------------------
ファイルセレクタにより,表示したいファイルを選びます。
【操作手順】
(1) マウス右クリック (メニュー表示)
(2) メニューの「ファイル」ボタン左クリック (ファイルセレクタ表示)
(3) 表示したいファイル名を左クリック (ファイル名が水色になる)
(4) 「実行」ボタン左クリック
起動時に表示するファイルを指定しなかったときは,自動的にファイルセレクタが
表示されますので,同様に表示したいファイルを選んでください。
┌──────────< ファイルセレクタの使い方 >───────────┐
│ │
│【ファイルの選択】 │
│ 選びたいファイルを左クリックして水色にしてから『実行』ボタンを押してく│
│ ださい。選びたいファイルをダブルクリックしても同じ効果があります。 │
│ │
│【ファイル表示のスクロール】 │
│ 右下にある『矢印』のボタンを左クリックしてください。 │
│ アルファベットが並んでいるボタンを左クリックすると,クリックした所に有│
│ る文字で始まるファイルから表示します(拡張子順で表示されているときはそ│
│ の文字で始まる拡張子をもつファイルから)。これは頭文字でファイルを探し│
│ たいときに便利です。 │
│ │
│【ドライブ変更】 │
│ 最上部のドライブ選択ボタンを左クリックして選んでください。 │
│ │
│【ディレクトリ移動】 │
│ ディレクトリ名を左クリックして選んでください。上位のディレクトリへ戻る│
│ 場合は,ディレクトリ表示部分を直接クリックしても戻ることができます。 │
│ │
│【ファイルの表示順変更】 │
│ ファイルは,最初はファイル名でソートされた状態で表示されますが,『並び│
│ 順』ボタンを左クリックすると拡張子でソートされた状態で表示されます。も│
│ う一度クリックすると元に戻ります。 │
│ │
│【キャンセル】 │
│ ファイルを選択しないで終了するときは「取消」を左クリックするか,任意の│
│ 場所で右クリックしてください。 │
└────────────────────────────────────┘
§ 4.2 書庫ファイル内のテキスト表示 --------------------------------------
LHA 書庫ファイル (拡張子.LZH) または自己解凍型書庫ファイル (拡張子.EXE,
.COM)の中のファイルを表示することができます。
【操作手順】
(1) マウス右クリック (メニュー表示)
(2) メニューの「ファイル」ボタン左クリック (ファイルセレクタ表示)
(3) 表示したい書庫ファイル名を左クリック (ファイル名が水色になる)
(4) 「実行」ボタン左クリック (書庫ファイル内容一覧を表示)
(5) 表示したいファイル名を左クリック (ファイル名が水色になる)
(6) 「実行」ボタン左クリック
一度書庫ファイルを選択すると,以後メニューウィンドウで 「ファイル」 を左クリック
したときはこの書庫ファイル内のファイル一覧が表示されるようになります。ファイ
ルセレクタに戻る場合は,「ファイルセレクタへ」と書かれたボタンを左クリックしてください。
┌──────────────< 注意!! >───────────────┐
│ │
│◆ この機能を利用するには,LHA.EXE がPATHの通ったディレクトリに置いてあ│
│ る必要があります。 │
│◆ 常駐プログラムが多く使用されている等の理由でLHA.EXE の実行に必要なリ│
│ アルメモリが確保できないとき,本機能は正常に動作しません。常駐プログラ│
│ ムを外す等の対策を行ってください。 │
└────────────────────────────────────┘
§ 4.3 テキストのスクロール ----------------------------------------------
◆ 通常のスクロール
【スクロールの開始,終了】
マウスの左ボタンを押している間スクロールします。
【スクロールの方向,速さの調整】
マウスの上下の移動により行います。スクロール中でも調整できます。
スクロールの速さと方向は,画面上部のタイトルバーの部分にオーディオのレベ
ルメータような形で表示されています。
マウスを下へ移動してメータが右に伸びているときは下へ,マウスを上へ移動し
てメータが左へ伸びているときは上へスクロールします。また,メータの表示が
大きいほど速くスクロールします。
◆ スクロールバーによるスクロール
【スクロールバーの出しかた】
通常のスクロールをしている時に,左ボタンを押したまま右ボタンをクリック
するとし画面右側にスクロールバーが現れます。
【スクロールバーの移動】
そのまま左ボタンは押したままでマウスを上下に移動するとスクロールバーが
移動し,それに合わせて表示もスクロールします。表示したい部分に移動したら
左ボタンを放してください。
◆ キーボードによるスクロール
キーボードの上下のカーソルキーでもスクロールができます。SHIFT キーを同時に
押していると半ページずつスクロールします。
§ 4.4 目次の自動作成・表示 ----------------------------------------------
J-TYPEは,テキストを読み込むと内部で自動的にそのテキストの目次を作成します。
その目次を利用してテキストの別の場所へ移動することができます。
【操作手順】
(1) マウス右クリック (メニュー表示)
(2) メニューの「目次」ボタン左クリック (目次表示)
(3) マウスを上下に動かし,表示したい行を選択
(キーボードの上下カーソルキーでも選択可)
(4) マウスを左クリック,またはリターンキーを押す
→ 選択された行以降を表示する
目次が1画面に収まらない時は,枠が目次表示部分の一番上または下にある状態で
さらに上または下に動かそうとすることでスクロールできます。スクロール中にマウ
スの左または右ボタンを押すとその間スクロールが速くなります。
※ J-TYPEの目次生成規則
目次表示で表示される行は,以下に示す文字で始まる行です。これらの文字の前に
スペースやタブコードあるいは左カッコ(*)があってもかまいません。
きちんと章分けして書かれたドキュメントファイルなどはこれだけの規則で大体の
目次ができるようです。もちろん,これだけではゴミも少し混じってしまいますし,
いつでも完全な目次ができるという訳ではありません。
半角数字 0 ~ 9
全角数字 0~9
記号文字 § ☆ ★ ○ ● ◎ ◇ ◆ □ ■ △ ▲ ▽ ▼
(*)左カッコ ( [ ( 〔 [ 《 【
§ 4.5 NIFTY-Serve会議室ログのタイトル表示 -------------------------------
起動時オプションの-lを指定すると,目次表示機能がNIFTY-Serve 会議室ログのタ
イトル表示機能に変わります。メニューウィンドウのボタンの表示も 「目次」 から
「タイトル」に変わります。操作方法は目次表示の場合と同じです。会議室の他,ホームパ
ーティのログにも対応しています。
【おまけ】
目次表示とタイトル表示の切替えは,起動時オプションのほか,メニューウィンド
ウが出ているときにPF1 キーを押すか,目次ボタンの上の 「目次」 の文字をマウスで
左クリックする事でも切り換えられます。
§ 4.6 文字列の検索 ------------------------------------------------------
任意の文字列を含む行を検索し,その結果を一覧表示することができます。検索結
果は,目次と同様にテキスト内の移動に使うことができます。
検索可能な文字列は 127文字までで,全角半角を区別しない検索や,英字の大文字
小文字を区別しない検索も可能です。
文字列検索機能は例えば通信のログファイルからキーワードによって特定の話題を
捜し出すような場合にも非常に強力な機能です。
【操作手順】
(1) マウス右クリック (メニュー表示)
(2) メニューの「検索」ボタン左クリック
(3) 検索したい文字列をキーボードから入力する
(4) 必要に応じて,検索オプションを指定する (PF11, PF12キー)
(5) 「実行」キーを押して検索実行 → 検索結果を表示
(6) マウスを上下に動かし,表示したい行を選択
(キーボードの上下カーソルキーでも選択可)
(7) マウスを左クリック,またはリターンキーを押す
→ 選択された行以降を表示する
※ 検索した結果は,次に検索を行うまで保存されます。
※ 検索文字列の入力にはヒストリ機能が付いています。
[CTRL]+上下カーソルキーでヒストリの呼び出しができます。
【検索オプション】
文字列検索では次の二つの検索オプションが指定できます。
・「英大小区別無」(PF11キーで切替え)
・「全半角区別無」(PF12キーで切替え)
◆「英大小区別無」
英字の大文字と小文字を区別しないで検索します。英字は全角英字も含みま
す。たとえば,'A'と'a'および'A'と'a'はそれぞれ同じ文字と見なされます。
◆「全半角区別無」
全角と半角を区別しないで検索します。具体的には,全角文字に対応する半
角文字が存在する場合,半角に変換してから比較をします。この時,全角カタ
カナだけではなく,全角ひらがなも半角のカタカナに変換してから比較します
ので,その副作用として全角のひらがなと全角のカタカナが同じ文字と見なさ
れます。
「英大小区別無」,「全半角区別無」が同時に指定された場合は,英大小文字,全
半角を区別しない検索になります。例えば,'A'と'a'と'A'と'a'がすべて同じ文字
と見なされます。
§ 4.7 タブサイズの変更 --------------------------------------------------
メニューウィンドウの 「タブ」 ボタンを左クリックすることで,表示するテキスト
のタブサイズを4と8の間で切り換えることができます。
デフォルトのタブサイズは8ですが,起動時オプション-t を用いることでデフォル
トを4にすることができます。
【操作手順】
(1) マウス右クリック (メニュー表示)
(2) メニューの「タブ」ボタン左クリック
§ 4.8 表示テキストの切替え ----------------------------------------------
J-TYPEでは,メニューウィンドウの「ファイル」ボタンを使って新しいファイルを読み
込んでも,それまで表示していたファイルはメモリ上に残し,いつでも再表示できる
ようにしています。メモリ上に残しておけるファイルは最大8ファイルまでです。も
しこれを越えるか新しいファイルの表示に必要なメモリが足りなくなった場合,最も
長い間表示されていなかったものから自動的にメモリ上から削除していきます。
表示するファイルの切り替えは,次のようにキーボードまたはマウスで行います。
◆ キーボードによる切り替え
~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~
・リターンキー
読み込んでいるファイル全てを順番に切り替えていきます。
・スペースキー
前に表示していたファイルに切り替えます。すなわち,スペースキーを続
けて押すと二つのファイルを交互に表示します。
◆ マウスによる切り替え
~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~
メニューウィンドウ中央のファイル名表示を左クリックすると,そのファイル
に切り替わります。
§ 4.9 マークジャンプ機能 ------------------------------------------------
読み込んでいるテキストの任意の場所に最大4か所までマークを付けておき,その
場所へボタンクリックでジャンプすることができます。
◆ マークの付け方
~~~~~~~~~~~~~~~~~
マークを付けたい部分でメニューウィンドウを表示し,メニューウィンドウ下
部の [MARK] ボタン(どれでもよい)を左クリックしてください。
◆ ジャンプの仕方
~~~~~~~~~~~~~~~~~
メニューウィンドウを開きます。マークが付いた部分はそのファイル名と行番
号が表示されていますので,ジャンプしたいところの [JUMP] ボタンを左クリッ
クしてください。
==============================================================================
■ 5.操作方法 ~ テキスト印刷編 ■
==============================================================================
表示しているテキストを様々なフォーマット,フォントで印刷することができます。
通常サイズの印刷のほか,2種類の縮小印刷フォーマットをサポートしています。
§ 5.1 印刷機能の起動 ----------------------------------------------------
【操作手順】
(1) マウス右クリック (メニュー表示)
(2) メニューの「印刷」ボタン左クリック
メニューの 「印刷」 ボタンを左クリックすると印刷メニューが画面下部に表示され
ます。
ベクトル文字パターン (ICカード) を使用する場合は,この印刷機能の起動を行う
前にICカードスロットにICカードを差しておいてください。
§ 5.2 印刷範囲の指定 ----------------------------------------------------
印刷したい範囲を行単位で次のように指定します。
◆ 基本操作
~~~~~~~~~~~
(1) 「印刷範囲指定」ボタンを左クリックします。
すると,テキスト部分に行を指定するためのカーソルが現れます。
(2) まず,印刷開始行を指定します。
最初は印刷メニューの 「開始行」 の部分が黄色の表示になり,カーソルのある
行の行番号を表示しています。ここでマウスを上下に動かして,印刷を開始し
たい行を選び,左クリックしてください。行の指定の操作は目次や検索結果の
行指定操作と同じです。
右クリックで印刷範囲指定操作を中断します。
(3) 続いて,印刷終了行を指定します。
開始行の指定が終わると今度は印刷メニューの 「終了行」 表示が黄色になりま
すので,開始行の指定と同じ要領で終了行を指定してください。
※ 行選択用カーソルは,目次や文字列検索と同様に,キーボードの上下カーソルキ
ーでも移動できます。
◆ 開始行のみの指定
~~~~~~~~~~~~~~~~~~~
開始行の行番号が表示されている部分を左クリックすると,そこが黄色の表示と
なり,行指定用のカーソルが現れるので,それで指定してください。
◆ 終了行のみの指定
~~~~~~~~~~~~~~~~~~~
終了行の行番号が表示されている部分を左クリックすると,そこが黄色の表示と
なり,行指定用のカーソルが現れるので,それで指定してください。
◆ 全範囲の指定
~~~~~~~~~~~~~~~
「全文指定」 ボタンを左クリックすると,テキスト全体を指定します。
§ 5.3 各種印刷条件の指定 ------------------------------------------------
印刷メニューの 「印刷設定」 ボタンを左クリックすると,各種設定を行うためのウ
ィンドウが開きます。「1ページ行数」 を除き,これらは起動時オプション-pで初期値
の指定が可能です。
◆ プリンタ種別
~~~~~~~~~~~~~~~
プリンタの種類を指定します。ご使用のプリンタに合わせて指定してください。
現在サポートしているプリンタは,
・FMPR系 (24ドット,48ドット)
・ESC/P (24ドット)
・Canon BJ (48ドット)
です。
◆ 用紙/印字方向
~~~~~~~~~~~~~~~~~
用紙の大きさ (A4 または B5) と,印字の方向,縮小印刷の指定を行います。
[印字方向]
・ポートレート
用紙を縦方向に置いた通常の印刷です。この指定の場合のみ,プリンタ内
蔵フォントによる印刷が可能です。
・ランドスケープ (縮小70%)
横向きに印刷します。1ページに2ページ分の縮小印刷を行います。フォン
トファイルが必須です。
・ポートレート (縮小50%)
縦向きの印刷ですが,1ページに4ページ分の縮小印刷を行います。フォン
トファイルが必須です。
◆ フォント
~~~~~~~~~~~
印刷に使うフォントの種類を指定します。使用できるフォントは,プリンタの解像
度や印字方向によって決まります。使用できないフォントは選択できないようになっ
ています。
フォントファイルの格納されたディレクトリは,起動時オプション-nか,環境変数
FNTであらかじめ指定しておいてください。
使用できるフォントと,実際に印刷で使用されるフォントファイルの名前の対応を
下表に示します。ベクトル文字パターンは,24ドット以上のフォントが使われるとこ
ろで使用可能です。
【24ドットプリンタ使用時】
┌──────┬───────┬───────┬───────┐
│ フォント │ ポートレート │ランドスケープ(70%)│ ポートレート(50%) │
│ │ (24ドット) │ (16ドット) │ (12ドット) │
├──────┼───────┼───────┼───────┤
│ プリンタフォント │ (使用可) │ - │ - │
├──────┼───────┼───────┼───────┤
│ システムフォント │ - │ (システム16ドット) │ (システム12ドット) │
├──────┼───────┼───────┼───────┤
│ 明朝体 │ MINN24.FNT │ - │ - │
│ │ MINN24HK.FNT │ │ │
├──────┼───────┼───────┼───────┤
│ ゴシック │ GOTH24.FNT │ - │ - │
│ │ GOTH24HK.FNT │ │ │
├──────┼───────┼───────┼───────┤
│ まる文字 │ MARU24.FNT │ - │ - │
│ │ MARU24HK.FNT │ │ │
├──────┼───────┼───────┼───────┤
│ 教科書体 │ KYOU24.FNT │ - │ - │
│ │ KYOU24HK.FNT │ │ │
├──────┼───────┼───────┼───────┤
│ 毛筆体 │ - │ - │ - │
└──────┴───────┴───────┴───────┘
【48ドットプリンタ使用時】
┌──────┬───────┬───────┬───────┐
│ フォント │ ポートレート │ランドスケープ(70%)│ ポートレート(50%) │
│ │ (48ドット) │ (32ドット) │ (24ドット) │
├──────┼───────┼───────┼───────┤
│ プリンタフォント │ (使用可) │ - │ - │
├──────┼───────┼───────┼───────┤
│ システムフォント │ - │ - │ - │
├──────┼───────┼───────┼───────┤
│ 明朝体 │ MINN48.FNT │ MINN32.FNT │ MINN24.FNT │
│ │ │ │ MINN24HK.FNT │
├──────┼───────┼───────┼───────┤
│ ゴシック │ GOTH48.FNT │ GOTH32.FNT │ GOTH24.FNT │
│ │ │ │ GOTH24HK.FNT │
├──────┼───────┼───────┼───────┤
│ まる文字 │ - │ - │ MARU24.FNT │
│ │ │ │ MARU24HK.FNT │
├──────┼───────┼───────┼───────┤
│ 教科書体 │ - │ - │ KYOU24.FNT │
│ │ │ │ KYOU24HK.FNT │
├──────┼───────┼───────┼───────┤
│ 毛筆体 │ MOUH48.FNT │ - │ - │
└──────┴───────┴───────┴───────┘
◆ オプション
~~~~~~~~~~~~~
● ファイル名印刷
各ページの左上にファイル名を印刷するかどうかの指定です。
● ページ番号印刷
各ページの下中央にページ番号を印刷するかどうかの指定です。
● 両面印刷
両面印刷をするかどうかの指定です。縮小印刷時も指定できます。
● カットシートフィーダ
プリンタにカットシートフィーダやオートシートフィーダが付いているとき
はこのオプションを指定してください。
● 1ページ行数
1 ページの印刷行数を指定します。数字の部分を左クリックしてキーボード
から入力するか,数字横の増減ボタンをクリックして指定してください。
1 ページ行数は, 以下の指定を変更すると自動的に標準値に戻ってしまいま
すので注意してください。
・プリンタ種別
・用紙/印字方向
・オプションの ファイル名印刷,ページ番号印刷
§ 5.4 印刷の開始 --------------------------------------------------------
印刷メニューの 「印刷開始」 ボタンを左クリックすると印刷を開始します。
両面印刷の場合,まず表側のページが印刷されます。表側の印刷が終了すると,
「用紙を裏返してセットしてください」
というメッセージが出るので,表側の印刷が済んだ用紙を裏返しにしてセットし,マ
ウスで 「続行」 ボタンを左クリックするか,実行キーを押してください。引き続き裏
側のページの印刷が行われます。
§ 5.5 印刷の中断 --------------------------------------------------------
印刷を中断したい場合は,ESCキーを押してください。
§ 5.6 印刷対象の指定 ----------------------------------------------------
J-TYPEでは,表示中のテキストの本文以外に,自動作成した目次や文字列検索結果
も印刷することができます。
「印刷対象:・・・」 ボタンを左クリックして,印刷対象を変更します。
==============================================================================
■ 6.操作方法 ~ その他の機能編 ■
==============================================================================
§ 6.1 エディタの起動 ----------------------------------------------------
表示しているファイルを編集したくなったときにメニューウィンドウの 「編集」 ボ
タンをクリックすると,J-TYPEを終了し,コマンドラインオプション (-e) で指定さ
れたエディタを起動します。コマンドラインオプションでエディタが指定されていな
い場合,J-TYPEは終了します。
┌──────────────< 注意!! >───────────────┐
│ │
│◆ 書庫ファイル内のファイルは編集できません。 │
│◆ Vzなどのコンソールで使うエディタを使用する場合は,MIYAZAKI師匠作の │
│ ORICINなどのコンソールエミュレータを通してエディタを起動するバッチファ│
│ イルを作成し,このバッチファイルを起動するようにコマンドラインオプショ│
│ ンで指定します。 │
└────────────────────────────────────┘
§ 6.2 CDプレーヤ --------------------------------------------------------
メニューウィンドウの 「CD」 ボタンを左クリックすると,内蔵CD-ROMドライブ用
のCDプレーヤパネルを表示します。必要最小限の機能しかない簡単なCDプレーヤなの
で,特に使い方の説明は要らないでしょう(^_^;)。
おもしろいのは,このパネルを表示している間は,スクロールの速度メータが本物
の音量レベルメータになってしまうところでしょうか。
┌──────────────< 注意!! >───────────────┐
│ │
│◆ CD演奏中にCD-ROM内のファイルを読むことはできません。 │
│◆ サイドワークのCDプレーヤ等でJ-TYPE起動前からCD演奏がされている状態で│
│ J-TYPEのCDプレーヤパネルを開くと,CDの演奏が止まってしまうので注意して│
│ ください。 │
│◆ J-TYPEのCDプレーヤで演奏を開始した場合,J-TYPE終了時に演奏も自動的に│
│ 終了してしまいます。 │
└────────────────────────────────────┘
§ 6.3 カーソル表示 ------------------------------------------------------
メニューウィンドウ上部の著作権表示の部分をクリックするとメニューが消えてマ
ウスカーソルだけ出ている状態になります。誰かと一緒に画面を見ていて「ほら,こ
こに書いてあるよ」ってな具合に指し示す時にでも使ってください。
右クリックでテキスト表示に戻ります。
§ 6.4 MS-DOSコマンドの実行 ----------------------------------------------
メニューウィンドウ表示されているときにPF2 キーを押すと画面中央にコンソール
ウィンドウが開き,ここで簡単なDOS コマンドの実行ができます。実行できるコマン
ドは,コンソールのみを使用するコマンドで,グラフィックを使用するものやメモリ
を多く必要とするものは実行できません。
テキスト表示に戻るときは,EXITと入力してください。
§ 6.5 キーボード操作一覧 ------------------------------------------------
(1) テキスト表示中
~~~~~~~~~~~~~~~~~~
↑ : 1行上スクロール
↓ : 1行下スクロール
SHIFT+↑ : 半ページ上スクロール
SHIFT+↓ : 半ページ下スクロール
F : ファイル選択
C : 目次表示
S : 文字列検索
T : タブサイズ変更
E : エディタ起動
P : 印刷
D : CDプレーヤ
X : J-TYPE終了
ESC : メニュー表示
SPACE : 表示ファイル切替え (直前表示)
RETUEN : 表示ファイル切替え (順次)
(2) メニュー
~~~~~~~~~~~~
F : ファイル選択
C : 目次表示
S : 文字列検索
T : タブサイズ変更
E : エディタ起動
P : 印刷
D : CDプレーヤ
X : J-TYPE終了
ESC : メニュー終了
SPACE : 表示ファイル切替え (直前表示)
RETUEN : 表示ファイル切替え (順次)
PF1 : 目次←→タイトル切替え
PF2 : コンソール起動
(3) ファイル選択
~~~~~~~~~~~~~~~~
実行, RETURN : ファイル選択
取消, ESC : 終了
(4) 目次
~~~~~~~~
↑ : 1行カーソル上移動
↓ : 1行カーソル下移動
SHIFT+↑ : 半ページカーソル上移動
SHIFT+↓ : 半ページカーソル下移動
RETURN : 選択
ESC : 終了
(5) 文字列検索
~~~~~~~~~~~~~~
↑ : 1行カーソル上移動
↓ : 1行カーソル下移動
SHIFT+↑ : 半ページカーソル上移動
SHIFT+↓ : 半ページカーソル下移動
CTRL+↑ : ヒストリ呼び出し
CTRL+↓ : ヒストリ呼び出し
RETURN : 選択
ESC : 終了
実行 : 検索実行
PF11 : 検索オプション (英大小区別無)
PF12 : 検索オプション (全半角区別無)
(6) 印刷
~~~~~~~~
↑ : 1行カーソル上移動
↓ : 1行カーソル下移動
SHIFT+↑ : 半ページカーソル上移動
SHIFT+↓ : 半ページカーソル下移動
RETURN : 印刷開始, 終了位置確定
ESC : 終了, 印刷中断, 印刷範囲指定キャンセル
実行 : 印刷開始
A : 全範囲指定
R : 印刷範囲指定
B : 印刷開始行指定
T : 印刷終了行指定
S : プリンタ設定
§ 6.6 参照する環境変数一覧 ----------------------------------------------
J-TYPEが参照する環境変数の一覧を示します。
┌───────┬─────────────────────┐
│JTYPE │オプションパラメータの指定 │
│FNT │印刷用フォントファイルのあるディレクトリ │
│TMP │書庫ファイルの閲覧用のテンポラリディレクト│
│ │リを作るディレクトリ │
└───────┴─────────────────────┘
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■ 7.著作権等について ■
==============================================================================
・ J-TYPEの著作権は,作者であるHONESENにあります。
・ J-TYPEの使用,再配布は自由ですが,本プログラムを使用したことによるいか
なる損害にも作者は責任を負わないものとします。
・ J-TYPEに不備があっても,作者は訂正の義務を負わないものとします。
・ 再配付のする場合は,メディア代や送料などの実費以上の金銭授受を行わない
でください。また,§1.2 に示した収録ファイルを一括して配付してください。
・ J-TYPEを,他のネットへ転載する場合,変更・改良したものを再配布する場合,
商品に添付して配付する場合は,事前に作者まで電子メールで連絡をお願い致し
ます (電子メール : NIFTY-Serve PDF02303)。
==============================================================================
■ 8.謝辞 ■
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J-TYPEに関しまして,NIFTY-ServeのFMフォーラム(ホビー館),FMTOWNSフォーラ
ム,メールにて多くのご意見やバグレポートをいただきました。バグフィックスや
バージョンアップにご協力頂いたみなさんにこの場を借りて御礼申し上げます。
また,本プログラム中ではMIYAZAKI &(山)氏作「コンソールライブラリ」
(Oh!FM 1991年3月号, 4月号掲載)を使用させて頂いています。有用なライブラリを
公開してくださった両氏に感謝いたします。
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■ 9.変更履歴 ■
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v1.01A (1991/1)
First release.
v1.03F (1991/4)
(1) 目次表示機能の強化 (カッコ付き数字に対応)
(2) ファイルセレクタの追加
(3) 文字列検索機能の追加
(4) CD演奏機能の追加
v1.03J (1991/8)
(1) 文字色,背景色を指定できるようにした(起動時オプション)
(2) 目次,検索結果スクロール時の早送り機能追加(スクロール中にマウスの
ボタンを押す)
(3) バグフィックス,その他
v1.03L (1991/10)
(1) 何回もファイルを読み込むと途中からファイルが読めなくなるバグを修正
(2) ファイルセレクタのバグ2点修正
(3) スクロールバー移動中にもテキストをスクロールするようにした
v1.04B (1992/1)
(1) 複数ファイルの読み込み,切替え表示をサポート(最大8ファイルまで)
(2) タイトル部のデザイン変更。表示中のファイル名を表示するようにした
(3) タブサイズの初期値(4or8)を起動時に指定できるようにした
(4) ファイルセレクタがICメモリカードドライブを認識できるようにした
v1.05C (1992/4)
(1) 文字列検索に,「英大小文字を区別しないモード」,「全角半角を区別し
ないモード」を追加
(2) 文字列検索に行番号表示を追加
(3) NIFTY-Serve会議室ログ専用の発言タイトル表示機能を追加。
(起動時オプション -l)
(4) ファイルセレクタのファイルの表示位置を保存するようにした
(5) 親指シフトキーボードのかな入力モードで濁点付のかな文字がうまく入力
できないバグを修正した
v1.06C (1992/10)
(1) LHA, LHarc書庫ファイル内のファイルを表示できるようにした
(2) タイトル文字を大文字表記にした (ドウデモイイ? ^^;)
v1.06D (1992/11)
(1) v1.06CがT-OS V2.1 L20で動作しなかったので修正
v1.07A (1993/1)
(1) 自己解凍型LHA, LHarc書庫ファイル内のファイルも表示できるようにした
(2) マークジャンプ機能をサポートした
(3) 指定されたエディタへ制御を移し,表示中のファイルを編集できるように
した
(4) NIFTY会議室のタイトル表示機能を新会議室システム対応にした
(5) HRに正式対応(画面表示のゴミをなくし,スクロール速度も調整)
v1.07B (1993/2)
(1) 文字列検索での文字列入力にヒストリ機能を追加
(2) 起動時に電子ボリュームの初期化を行わないようにした
v2.02B (1993/6)
(1) タイトル部に行番号を表示を追加した
(2) タイトル部に表示中の位置を視覚的に表す表示を追加した
(3) 印刷機能を追加した
(4) CDプレーヤにボリューム調整機能を付けた
v2.03B (1993/7)
(1) 印刷時に毛筆体の指定ができないバグを修正
(2) ファイルセレクタの改良 (ファイルの先頭部分を表示するウィンドウの追
加など)
(3) プリンタ設定の初期値を指定する起動時オプションを追加
(4) フォントファイルのディレクトリを複数指定できるようにした
(5) スクロールやメニュー呼び出しのキーボード操作をサポート
v2.03C (1993/10)
(1) 24ドットフォント印刷時に半角フォントファイルが読み込めなくなってい
たバグを修正
(2) EOFコードがあるとゴミを印刷してしまうバグを修正
(3) オプション指定を環境変数"JTYPE"でできるようにした
(4) -cオプションを追加した (-lを否定するオプション)